エアコンのフィルターで電気代が高くなる
暑い季節や寒い季節にはエアコンにお世話になるという方も多いと思いますが、この時に気になる事が多いのが電気代です。
比較的大きな金額になりやすいものなので、なるべく電気代を抑えて使いたいという方は多いです。
この時にポイントになるのがフィルターです。
エアコンのフィルターは実は意外と汚れており、これが電気代を高くしている可能性があるのです。
エアコンのフィルターの仕組みについて
エアコンのフィルターは細かい編み目のようになっており、エアコンから出る風をきれいな形で送れるようにするためのものです。
細かな編み目が風に含まれているチリやほこりなどを取り除いてくれて、呼吸の際に入っても人体に害を与えないような風を送れるようになっています。
フィルターは常に風を通してチリやほこりを除去しているので、段々とフィルターにそうしたものが溜まっていきます。
そうすると段々と編み目が詰まっていく事になります。
この詰まりがエアコンの効率を悪くする原因になります。
最近のエアコンは室内の温度を感知して、それに合わせて必要な風を送るような仕組みになっています。
フィルターが目詰まりを起こしているとエアコンは風を送っているのになかなか部屋が適切な温度になりにくいという状態になります。
そのため、エアコンはさらに風を送らないと設定温度にならないと考えて、より多くの風を送るようになるのです。
たくさんの風を送るという事はそれだけ電気も消費する事になるので、大きな電気代がかかってしまうという事になります。
そのため、電気代を下げるためにはエアコンのフィルターは定期的に洗ってきれいにしておく必要があるのです。
しばらく洗っていなかったという方は、エアコンのフィルターに溜まっているほこりを見てビックリするかもしれません。
それくらいのほこりが溜まっていればエアコンも目詰まりを起こすのも無理はないと感じられるはずです。
フィルターのお手入れ方法
エアコンのお手入れ方法は比較的手軽です。
エアコンは前側がフタのように開くようになっているので、開くと中にフィルターが入っています。
ストッパーなどで留められた形となっているのでストッパーを外す事で取り外す事ができます。
こうしてフィルターを取り外したらほこりを洗い流して落としていきます。
この時は外で行なう事をお勧めします。
かなり多くのほこりが溜まっている事も多いので、なるべく外で行なう事で家の中にほこりが舞うのを防ぐ事ができます。
こうしてほこりを取り除いたら水洗いをして乾燥させます。
これでお手入れが完了です。
再びエアコンに戻せば、エアコンは元の力を発揮してくれるはずです。